事件物は別です。それは嫁さんの影響かも知れないけれど。
今観ているのは「臨場」(りんじょう)というドラマだ。
これは、横山秀夫さんの原作で、
警視庁の検死官の倉石義男が、
変死体に的確な見立てをし、解決に向かう物語だ。
倉石役は内野聖陽さんが演じています。
倉石は豪快な性格で、思い切ったことをズバズバ言う。
たとえ周りから反感があっても、その意思を貫き通す。
そのせいか、一匹狼的な人だ。
だがそれは、伝説ともなった鋭い検死の確実さが裏付けとなっていて、
最後には、すごいよ倉石さんと思わせてくれる。
そんな豪快な性格の倉石は、肉食系かと思いきや、
きゅうりをかじりながら出勤してくる野菜好き。
その野菜は、家庭菜園で栽培している。
「死人に口なし」とは言うが、
死人はしっかり死因を残していて、
それを「根こそぎ拾ってやる」のが倉石流。
毎回、意外な犯人に辿り着くので、それが大変面白いです。
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